当財団では,学校や福祉施設などに音楽・伝統芸能・ダンスなど様々な分野のアーティストを派遣し,公演やワークショップを行う「芸術家派遣事業」を実施しています。学校や施設に居ながらにして,本格的な実演芸術を観て,聴いて,触れることができるこの事業は,実施先施設から毎年多くの感動の声をいただいています。
今回は,ジャズシンガー・akikoさんと弦楽器デュオ「Takman Rhythm」を徳島市の鳴門教育大学附属特別支援学校にお招きして,コンサートを開催しました。
コンサートでは,小学部と高等部の児童生徒と教員・保護者の皆さまを前にジャズのスタンダード曲やアメリカ民謡,南米音楽など多彩なレパートリーを演奏。子どもたちは,曲に合わせて,手作りの楽器「カズー」で演奏に参加したり,手拍子,足踏みなど体全体を使って一緒に歌って踊って楽しみました。生の歌声に触れて,その美しさや迫力に魅了されているようでした。
日 時
平成30年2月19日(月)13:00
出演者
akiko /Takman Rhythm
会 場
鳴門教育大学附属特別支援学校 体育館
子どもたちが作った看板でステージが飾られ,
コンサート終了後にはアーティストに手作りのマグカップがプレゼントされました。
温かく迎えていただいた鳴門教育大学附属特別支援学校の皆さま,
ありがとうございました。
ウクレレ,ギター,コントラバスとそれぞれ大きさの違う弦楽器の
音色の違いやハーモニーを感じながら,演奏を楽しみました。
手作り楽器「カズー」で一緒に演奏。
「カズー」はハガキ大の紙があれば簡単に作れ,
口に当てて声を出すと不思議な音が鳴ります。
みんなで一緒に歌って踊って音楽を体感しました。