2017/11/23

Tokushima Musicians' Fes.2017


・開催日時 
 2017年9月3日(日)
 開場 13時30分  開演 14時

・開催会場
 あわぎんホール 1階 ホール

・出演
 参加ミュージシャン
 (県外)
  住友紀人(Sax,EWI)、アース(Vo.西山史翁Gt)、SOKUSAIBs)、

  平陸(Dr)、Minakomooki”ObataVo)、フィリップ・ウー(Key)、
  エリック宮城(Tp  
 (県内)
  THE春夏秋冬、中原綾香、とこまる、NANAKO
 
・概要
徳島県出身の作曲家・住友紀人氏を総合プロデューサーとして招聘することにより、現在第一線で活躍しているトッププロとオーディションによって選出された徳島のミュージシャンとの共演を実現!公演の他にプロの講師陣を招いた一般参加可能のセミナーなども実施した。

・イベントの様子
【オーディション】
四国大学において、本戦出場のためのオーディションを実施しました。
書類審査を通過した19組のミュージシャンが参加!
シンガー、バンドだけではなく、サックスやドラムのソロでの参加もありました。
プロがバックバンドとしてつく公演ですから、どんな形での参加もOKです!

【チラシ作成】
こちらはチラシ作成の様子です!
実はこのイベントのためにニイミ写真館にて宣材となる写真撮影を行いました。

試行錯誤しつつ、、
チラシが完成!
イベントの趣旨として徳島のミュージシャンを全面に出すデザインで制作しています。

【セミナー】
このTokushima Musicians'Fes.2017(以下TMF)では、本戦出場者のスキルアップや、本気で音楽活動をしていきたいという人のために、一般参加可能なセミナーを黒崎楽器さんに会場をお借りして実施しました。(以下、抜粋)

こちらはセミナーの初回!
住友さんからイベントの趣旨や今後の予定を説明。
今回最も多くの人が参加したMinako"mooki"Obata氏による「ボイストレーニング」
参加者全員に向けたものや
少人数制の個人レッスンまで。
(最終的には人数が増えすぎて2部制にして実施しました。)
mookiさん曰く徳島にはやる気に溢れたシンガーがたくさんいるとのこと。
回を重ねる毎により意識も向上していて、次回も(徳島に教えに)来たいって言ってましたよ。また来てくれるかも!
続いてギター!
こちらも個別に質問できる時間などもあり、ひとつひとつに丁寧に答えてくれます。
ドラム!
基本のリズムはもちろんプロとのセッションまでやってます。
ベース!
がっつり時間をやるので講師とも仲よくなれますよ。
ちなみにこの2人は連絡先を交換して、相談に乗ってもらっているそう。
今後、イベントとしてはこのセミナーにより力を入れていく方向になるかと思います。
セミナーから本戦に参加する人なんかも出てくるかもしれません。
来年のセミナーも是非チェックしてみてくださいね。

※TMF2017セミナー講師陣
[音楽理論]住友紀人
[ボイストレーニング]Minako"mooki"Obata
[ギター]西山HANK史翁、古賀和憲
[ベース]石井祐二、堀内johnhori正隆
[ドラム]平陸

【公演前】
週末の本番に向けて広報活動!
「とこまる」が住友さんとゴジカルに出演しました。
他のメンバーもエフエム徳島、エフエムびざんとラジオ出演!
【公演】
そして迎えた本番当日
オープニングでは出演者紹介のムービーから始まり
 全員が集結してスタート!
 1組目は「THE春夏秋冬」
 客席総立ちにするライブパフォーマンス!
 2組目は「とこまる」
 バンドをバックに演奏です。
床櫻なつ美、丸山純奈の2人はそれぞれに活躍していますが相性はバツグン
 3組目は「中原彩香」
 四国大学音楽科の現役大学生の彼女の演奏を聞きたいというお客さんがたくさんいました!
 4組目は「NANAKO」
 徳島組のトリを務めるNANAKOはホーンセクションも加え、フル編成での圧巻のステージ
住友氏率いるバンドメンバーは、ギターに西山HANK史翁、ベースにSOKUSAI、ドラムに平陸、キーボードにフィリップ・ウー、ホーンセクションにはエリック宮城、佐野聡という豪華すぎる布陣です。
このメンバーをバックに演奏できるのがTMFの魅力の一つですね。


 そして、後半は住友氏率いるトッププロのステージ。
ゲストのASU、Minako"mooki"Obataのツインボーカル
 徳島組のギタリスト達とのセッションもありました!

 最後のアンコールは全員で熱唱!
 またTMF2018で!









2017/11/22

第72回夏期阿波人形浄瑠璃大会

・開催日時 
 2017年7月22日(土)23日(日)
 開場 9時30分  開演 10時

・開催会場
 あわぎんホール 1階 ホール

・出演
 県内人形座
 ゲスト:庄内出羽人形芝居

・概要
徳島県内の人形座が一同に会する人形浄瑠璃の祭典。阿波人形浄瑠璃の保存継承・成果発表を目的にし、公益財団法人阿波人形浄瑠璃振興会との共催で今年も実施しました。特別ゲストとして、山形県から庄内出羽人形芝居を招いて、公演だけでなく庄内地方の物産販売なども行い多くのお客さまにお楽しみいただきました。

・公演の様子
22日(土)イベントのオープニングは阿波木偶箱廻し保存会の「三番叟まわし」から!

こちらは勝浦座
 1枚目は「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」
2枚目「絵本太功記 尼ヶ崎の段」
絵本太功記は、座りっぱなしのシーンが多いため足遣いさんには非常に辛い演目です。
この時の足を遣ったのは、勝浦座が指導に行っている勝浦高校(現小松島西高校)の民芸部のOB達(※)とのこと。勝浦座にとっても嬉しい出演ですよね!
※H23年度に当財団の事業「人形遣い派遣事業」でも指導に伺いました!

23日のオープニングでは平成座と平成座ジュニアクラブ・川内北小学校人形浄瑠璃クラブによる寿式三番叟。

次はふれあい座による「傾城阿波の鳴門 十郎兵衛内の段」

このふれあい座は当財団の事業で県内人形座のスキルアップを目的にした「阿波人形浄瑠璃振興事業」により、木偶舎の勘緑氏による指導を受けて臨みました。
こちらは稽古の様子。
立ち方・目線の位置などの基本はもちろん、その時の人形の心情なども理解した上での演技(実技)指導。最後に出てくる岡っ引きの十手の持ち方なんかもこだわったんですよ。
この阿波人形浄瑠璃振興事業は来年も実施します。
来年の夏期大会に発表の場を設ける予定ですので、是非注目してみてくださいね。

そして今回のゲストの庄内出羽人形芝居による「春日熊野丞たぬき退治」
人形は主遣いの人が膝をついて1人で遣っています。
2枚目は「出羽人形ばやし傘おどり」
伝統的な演目で歌と三味線が入って華やか。
庄内地方の物産販売も行われました。
 好評につき完売!
庄内出羽人形芝居は非常にテンポが早くスピード感があるお芝居で、ゆっくりとした人形浄瑠璃との対比は見ていて面白かったですね。
来年の夏期大会もご期待下さい。

2017/04/01

第8回 現代の木偶展

第8回 現代の木偶展


開催日時

 2017年2月23(木)~26日 (日) 午前10時~午後5時
 3階B展示室
 
 
概要   

 2年に1度開催する現代の木偶展も第8回を迎えました。
 「傾城阿波の鳴門」で知られる十郎兵衛、おつるを始めとして、えびすやからくりの頭など、数多くの作品を展示しました。ご来場の皆様には自分の手でからくりを動かして表情を変える木偶たちの姿をご覧いただきました。頭だけでなく人形も多数展示し、彫りの素晴らしさだけでなく衣装のあでやかさ、緻密さも楽しめる木偶展となりました。今年は徳島県手工芸家協会とのコラボレーションをし、木偶と手工芸作品の共演を実現した鮮やかな場となりました。
 また、初日は当財団の主催する阿波人形浄瑠璃振興事業から寄井座が応援に駆けつけ、公演を披露致しました。さらに2日目以降は阿波工芸座が公演を務め、最終日には成果発表公演にいらっしゃったお客様にもたくさんご来場いただき盛況のうちに終了いたしました。
 
 会場では、
・阿波木偶作家協会会員
・「阿波木偶制作教室」受講生
・「阿波木偶作家派遣事業」受講生
・徳島県手工芸家協会
らの作品も展示しました。ご来場いただいた皆様にはジャンルを越えた作品たちをお楽しみいただけましたでしょうか?




 

2017/03/10

平成28年度 阿波人形浄瑠璃振興事業 成果発表公演「阿波人形浄瑠璃公演」

平成28年度 阿波人形浄瑠璃振興事業 成果発表公演「阿波人形浄瑠璃公演」


開催日時

 2017年2月26(日) 13:00~15:00
 
  第1部 「實録建治山御法之花 貞阿上人滝行場の段」
  第2部 人形浄瑠璃 三位一体を知る ~太夫 三味線 人形 の絡み合い~


概要

 県内で活動している阿波人形浄瑠璃関係の人形座にプロの人形遣いを派遣し、技術の習得やさらなる向上を目指すとともに、阿波人形浄瑠璃の振興や活性化、さらなる発展を目的とした当事業。今年度は神山町を拠点とする寄井座を対象に事業を実施し、人形遣い・勘緑氏の下、約1年間稽古を重ねてきました。
 今回成果発表公演として大夫・宮崎照美氏、三味線・鶴澤友丸氏を迎えて寄井座が演じるのは「實録建治山御法之花(じつろく こんじやま みのりのはな) 貞阿上人滝行場の段(ていあしょうにん たきぎょうばのだん)」。プロによる再構成を経た作品を寄井座が熱演しました。
 また、公演第2部では、女流義太夫・竹本土佐子氏、鶴澤三寿々氏をゲストとして迎え、勘緑氏主宰の木偶舎による人形を交え、「人形浄瑠璃 三位一体を知る ~太夫 三味線 人形 の絡み合い~」と題したゲスト公演を行いました。初心者にも分かりやすい解説やインタビューを交え、「酒屋のお園」「壺阪の万歳」など有名演目の一部を上演。徳島では滅多に見られない、大変貴重な共演となりました。


<稽古の様子>




<本番の様子>


■お客様のご意見・ご感想
(1)性別

(2)年齢

(3)満足度


■お客様からいただいたご意見・ご感想
・人形がすっきり浮かんで大阪の文楽を見ているようでした。大夫さんや三味線もよかったです。勘緑さんに惹かれて見に来ました。寄井座の皆さん楽しませていただきありがとうございました。
・舞台がきれいで照明が人形を際立たせていました。心情がよく分かる演出だったと思います。
・大変感動しました。話の筋も説明をしていただいての上演だったので理解できました。寄井座は神山町の誇りだと思いました。ありがとうございました。
・「傾城阿波の鳴門」しか見たことがなかったのでとても新鮮でどれもよかったです。
・少し期待とは違っていましたが、力を合わせて文化継承の心を感じました。私も大切にしたいと思った。お代が500円というのはとてもありがたいと思いました。2部はよかったです。
・最初にストーリーや苦労話を聞けてよかった。文化を残し大切に引き継いで欲しい。