2018/01/17

藍場町サロンコンサート



概 要 
「酔いしれる,贅沢。」
 クラシック,ジャズ,邦楽にフォーカスし,各ジャンルで活躍する新進気鋭のアーティストによる一夜限りのスペシャルプログラムをお届けするシリーズコンサート。ウェルカムドリンク付きのカジュアルなスタイルで,本格的な生演奏を心ゆくまで楽しむ。

日程/出演者
 ・vol.1 クラシック 平成29年10月23日(月)
        石田 泰尚
 ・vol.2 ジャズ 平成29年11月1日(水)
      akiko / 桑原 あい / Chai-Chee Sisters
 ・vol.3 邦楽 平成29年12月15日(金)
             津軽三味線 小山 豊 meets 島 裕介

会 場 
 あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)4階 特設ステージ

所 感
 気軽にクラシックを楽しめるコンサートとしてご好評いただいていたサロンコンサート。今年度よりクラシック・ジャズ・邦楽の3ジャンルに枠を拡げ,「藍場町サロンコンサート」として生まれ変わりました。
 嗜好も経験も違う様々な人びとが気軽に集い,多彩な音楽に心地よく触れられる社交場(サロン)のようなコンサートを目指しリスタートしたこの企画,開催にこぎつけるまで紆余曲折ありましたが,始まってみると,来場者数は過去最高を記録し,お客様の楽しんでいただいた顔を見るにつけ手応えを感じられました。
 今後も「常に本物の音楽が鳴り響く」この空間をさらに発展させていくべく尽力いたしますので,皆さまこの「藍場町サロンコンサート」,今後ともいっそうのご愛顧を賜りますようお願いいたします。

 以下,シリーズ各回の詳細をお伝えします。

vol.1 石田泰尚 plays ALONE
出演
石田泰尚(Vn)

"神奈川フィルの顔"として知られる唯一無二のヴァイオリニスト,石田泰尚の無伴奏ヴァイオリンソロを堪能する贅沢な一夜。
演奏が始まった瞬間空気が一変,ヴァイオリンの音色が紡ぎ出す独特の世界観に引き込まれ,その繊細にして魅惑的な演奏に会場全体が酔いしれました。


公演当日は,台風の接近により,ぎりぎりまで開催が危ぶまれる状況でしたが,なんとか開演できる運びとなり,結果的には大盛況で幕を閉じることができました。主催者としては,シリーズ初回からひやひやする展開となりましたが,予期せぬ天候トラブルを乗り越えることができ,非常に感慨深い公演となりました。
台風最中の陸路移動をご英断いただいた石田さん,会場に足をお運びいただいた来場者の皆さま,本当にありがとうございました。


vol.2 introducing…jazz
出演
akiko feat, Chai-Chee Sisters with Hajime Kobayashi Trio
(akiko(Vo)  Chai-Chee Sisters[SARI(Vo) YUKA(Vo)]  Hajime Kobayashi Trio[小林創(Pf) 寺尾陽介(Ba) 江藤良人(Dr)])
桑原あい(Pf)

ここでしか観ることができないジャズアーティスト3組の豪華共演。
個々の演奏からそれぞれのセッションパート,最後には全員でのアンコールセッションも飛び出し,楽しく華やかなステージとなりました。
 
桑原あい
意外にもスタンダード中心の選曲で,akikoさんとのデュオも披露。
超絶したテクニックと強烈な個性で会場を圧倒しました。


akiko
akikoさんとあわぎんホールを結びつけてくれた住友紀人さん
作曲の「Beyond the moon」をしっとりと歌い上げました。

Chai-Chee Sisters
思わず踊りたくなるスウィングナンバーで客席を魅了。
akikoさんとの息の合ったコーラスワークも絶妙です。

最後は全員参加のアンコールセッションで大盛り上がりとなりました。

手が届きそうなくらい近い距離で演奏を楽しむことができるのも藍場町サロンの醍醐味。
新しい試みとなるジャズの公演を実施するに当たり,舞台,音響,客席配置などに工夫を凝らし,大迫力のステージとなりました。


vol.3 津軽三味線meetsトランペット 極まる和ジャズ!
出演
小山豊(津軽三味線) 島裕介(tp・flh・fl) 齋藤純一(Gt) 大多和正樹(カホン)

津軽三味線小山流三代目・小山豊がトランペッター・島裕介とタッグを組み,津軽三味線とトランペットの邂逅による極上の「和ジャズ」を熱演。ギター・齋藤 純一,カホン・大多和 正樹を加えたカルテットにより,フラメンコ,カントリー,ラテンなど様々な要素を取り入れたオリエンタルで旅情的なサウンドに会場全体が包みこまれました。
小山豊さんの津軽三味線ソロでスタート。
ソウルフルな演奏です。

モーダルな曲調にトランペットが響きます。

世界の様々な地域の音楽を取り入れたサウンドは情景が目に浮かぶよう。

最後は満員の客席が総立ちとなるパフォーマンスで会場を沸かせた四人。島裕介さんは徳島にゆかりがあるということもあり,終始アットホームな雰囲気に包まれたコンサートでした。
シリーズ最終回の名残を惜しみながらも,来年への期待を込めての終演となりました。