2016/12/26

阿波人形浄瑠璃人形遣い派遣事業 成果発表公演「えびす舞」


■開催日時
 2016年11月27日(日)
 開場12:30 開演13:00~

■開催会場
 徳島県立那賀高等学校 体育館

■出演
 徳島県立那賀高等学校人形浄瑠璃部 柚子座、勘緑&木偶舎 
 友情出演:徳島県立城北高等学校民芸部

■概要
 国の重要無形民俗文化財である阿波人形浄瑠璃の活性化や技術の向上、後継者育成を目的として、那賀高等学校人形浄瑠璃部に人形遣い・勘緑氏が指導に訪れ、約半年間練習を積み重ねてきました。今回は「えびす舞」を題材とし、練習の成果を発表する公演を実施しました。
 また、昨年同事業実施校である城北高等学校民芸部が友情出演し、「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」を上演しました。
 両校の生徒が互いにそれぞれの演目を鑑賞し合い、また、協力してひとつの演目を作り上げ、交流することができました。


■本番の一場面

プログラム① 那賀高校人形浄瑠璃部 柚子座 えびす舞
 半年間かけて稽古に取り組んできた成果を発表しました。
 鯛のかわりにペットボトルを釣り上げてしまったり、飲んだお酒に酔って阿波おどりを披露したり、
 コミカルな動きをよく表現していました。
 お銚子役を城北高校民芸部員さんに務めていただく場面もあり、昨年から続く両校の交流もうかがえました。



プログラム② 城北高校 民芸部 傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段
 大夫・三味線といった床の部分も含め、全てを高校生で行う演目でした。
 日頃の稽古にかける部員みなさんの思いがよく伝わる熱演でした。



プログラム③ 人形大喜利 司会:勘緑 出演:那賀高校・城北高校選抜部員
 テレビ番組でお馴染みの大喜利を、阿波人形浄瑠璃で用いる小道具等をモチーフに行いました。
 両校選抜4名の部員が、あいうえお作文、モノボケなど競い合うようにネタを披露し、会場内の笑いを誘いました。


プログラム④ 勘緑・木偶舎 お楽しみ公演「この地球に生まれて」
 高校生や観客のみなさまが、プロの扱う人形の動きに魅了されました。


両校部員とも、日頃の稽古の成果を十分に発揮できたすばらしい公演となりました。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。